ワカサギってどんな所を泳いでいるの?
ワカサギは湖の生態系の中で動植物プランクトンをエサにして成長し、ヤマメ・岩魚などの大型のサケ科の魚などに食べられる食物連鎖の中にいます。
したがって時間や季節の影響を受けるプランクトンを求めて移動し大型の捕食魚を避けるため、多くの場合数十匹〜数百匹(数千匹)の群れとなって湖
を回遊しています。
ワカサギってどうやって釣るの?
ワカサギといえば凍った湖で釣る穴釣りが有名ですが、それ以外にもボートから釣ったり桟橋や岸から釣ったりと釣り方はさまざまです。
長野県の諏訪湖・野反湖・福島県の桧原湖などはドーム船・屋形船と呼ばれる大型の船で釣るところもあります。船は大きな部屋のようになっていてトイレ・
ストーブなどが設置され一度に数十人が釣ることが出来ます。料金的には割り高ですがトイレ状況等を考えると女性や高齢者にお勧めです。
ワカサギつりってきけん?
ワカサギ釣りに限らず釣りやアウトドア・通勤やドライブ中に危険が迫ることがあります。用心して避けられる場面と用心していても予期せぬ状況が訪れたり
と日々危険は隣あわせです。ワカサギ釣りのみに限るならば針などが刺さったりボートから落ちたり、氷上テント内での酸欠死亡事故などが新聞紙面で報道
されるなどけっして完全な安全が確保されているものではありません。
理想は熟練した方と同行することですが、それ以前に出かける先の状況や万が一の事故(ボートからの転落事故なら救命胴衣装着)に備えて最低限の生き
残るための準備が必要です。針の扱いやフィールドでの見極めなど知識だけでは判断できない場面も存在しますが、予備知識なしでフィールドに飛び込んで
行くのはモット危険ですから、天気や救命胴衣の貸しだしなど事前に釣行先の管轄団体等に確認をして、無理のない釣行計画を計画することが望ましいでしょう。
また、ワカサギ釣りのフィールドの多くでは釣れているポイントには多くのボートやテントが集まっています。一人離れて釣っているよりも万が一のに備えて、ボ
ートやテントの集まっているポイントに入りましょう!。多くの人の近くであれば、救助のチャンスもあるかも知れませんし釣れているポイントであれば釣果も延びる
かもしれません。危険に備える準備と隣り合った釣り客との挨拶などから少しでも安全を確保して楽しい釣りをしましょう。
ワカサギつりにはお金がかかるの?
ワカサギつりは、海や大型魚を釣る道具に比べて比較的安上がりです。ボート釣りや桟橋でしたら遊魚券とボート・桟橋代金を除けば、仕掛けやエサ・竿をそろえ
て平均6000円ぐらいでしょう。もちろん性能の良い穂先や手作りの竿など高価なものも多くありますし。もっと安価なお勧め商品も存在します。初心者や家族で
の釣行など必要に応じて、お近くの釣具屋さんにご相談するのが一番良いでしょう。
釣具屋には一癖二癖ある店主もおられる様ですが、自分にあった何でも相談できる釣り道具屋を見つけるのも上達への一歩です。
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