渓流魚

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子供と行く、釣り堀り講座



釣り堀りといっても、川を借切って自然に近い形で
運営している場所やため池のような場所、餌釣り
専門の釣り堀やルアー・フライ専門の場所もある。

ここでは、子供が親しみやすいように、
餌釣りでの釣り掘り攻略を説明する。

出かける前に確かめる項目
@ 季節や環境による釣り堀の状況

A 釣り堀の料金と備品などの状況

B 貸し竿を使うか、竿を持ち込むか

C 持込むなら、揃えたい道具一式

D 子供と一緒に、人より釣るには

E 魚の保留と、持ちかえりの処理



季節や水況による釣り堀の状況

釣り堀には、大きく分けて2つの形体がある。一つは自然の河川を業者が借切り天然の渓相(川の景観の事)を活用したり、
川から水を引き入れ、池の水が比較的早く入れ替わってしてしまう釣り堀。もう一つは、
井戸や清水などを使っている釣り堀である。この2つの大きな違いは、水温と濁りにある


渓流 湧水池

河川の水を使った釣り堀では、釣らせる為に入れた
魚でさえ、水温や濁り、川から入った水棲昆虫
に影響され、比較的渓流釣りのコツが必要になる。

前日の夕立による濁りや増水で、餌付きが活発
になったりもするが、魚が流芯近くに移動していたり
釣り堀で購入する練り餌よりミミズが良かったりと
出向く先の釣り堀の水況を、しっかり把握
しなければ子供達や、初心者のお父さん
には、厳しい釣り堀となってしまう。

釣り堀に
『明日、御邪魔させて頂きたいのですが、
雨とかで濁っています?』
と聞けばいいのだ。

電話ついでに、貸し竿の有無や持込の可否
餌の持ち込み・料金や時間などを聞いて
しまえば完璧である。


清水や井戸水を用いた釣り堀では、
概ね1年を通して水温変化が少ない。

多少なりとも、降雨や落ち葉、風等の影響は
あるものの、前日に釣り堀の状況を
確認するまでには、及ばないであろう。


ただし、これは釣り堀が湧水を用いて
いるとわかっている場合であり。

初めて出かける釣り堀では、左記と
同じく確認する必要がある。

『明日、お伺いしたいのですが・・・』
と聞けばいいのだ。きっと親切に教えてくれる






釣り堀の料金と備品などの状況
ぶらりと家族で、アウトドアの雰囲気を味わえる釣り堀だが、思いの他料金は高い。
折角家族で行くわけだから、『釣って良し・食べて良し・土産を少々』とフルコースで行きたいものだ。
釣り堀では、レンタンルも行なっているので、何も手持ちが無い場合、非常に重宝する。釣り道具は勿論、釣った
魚を持ち帰るのに、氷のサービスがあったりと少しづつではあるが、サービスや設備が充実してきている。

おおまかな釣り堀の料金体系は下の2通りある。

@ 一定の時間で料金が決まっている場所、『1時間・半日・1日』など


イワナ・ヤマメ等の対象魚種を細かく設定している釣り堀もあるが、
料金的には、1時間1000円〜1日6000円程の設定が多く、この
料金体系の多くは、釣り竿、餌を持ち込み可能で、釣り放題の所も多い。

この釣り堀は、ゆったりと時間を過ごすことも出来るし、時間内で釣り上
げた魚は、釣り堀で焼いて食べるなり、御土産にしたりと比較的自由
が利く。極端な話、計量無し(無制限)なら100匹釣って持ちかえって
も問題ないのだ。しかし、この手の釣り堀は餌付きが悪く、数十匹
を釣るには少々コツが必要で、中々簡単には釣らせてくれない、

川を借切った釣り堀では、トイレが遠いこともある。
釣り堀のパンフレットなどで、必ず確認することと、
自然の渓流相では、
水深1m程度の淵でも死亡事故
を起こすので、小さい子供を連れるなら、十二分に気を
配ることを忘れてはならない。

又、
近くに他人の子供がいても気を配り、
仕掛けの振込み時による針の事故
や、水難事故などには注意しよう。



時間釣り
目方釣り



A 釣った魚の目方や数で料金が決まっている場所『1キロ・10匹』など



対象魚種の細分化が行なわれている釣り堀もあるが、ニジマスの
場合、
1kg当たり1300円〜2500円程度の設定が多いのだが、
じゃんけんのパーの状態を作り、小指と親指の先端を結ぶ長さ
(約20cm)の魚で、約10匹=1kgである。

この手の釣り堀は、時間制限があるものの何かの行楽に組み込む
事が出来る。帰宅の混雑を避け、午後の2時間を使うのもいいし行楽
先から次の行楽先への移動中に、2時間程の釣りを挟んでお昼を
兼ねるのも良いであろう。この様な利用であれば、
必要な魚が確保できれば良いわけで、
釣りすぎた魚を持ちかえる手間が無くていい。


敷地内を、幾つかの池に区切った釣り堀では、どうしても
釣り客が過密になりがちであり、子供達はあっちへウロウロ
こっちへウロウロしている事が多い。

自分の子供は当然ながら、他人の子といえど多少の注意を
置く事が必要である。池に落ちてしまう事以外にも、置いた
竿で躓いたり、針で怪我をしたり・・・

針は刃物という事を忘れてはならない。
目方釣り

貸し竿を使うか、竿を持ち込むかに進む   



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