渓流魚

Club Crest
本流イワナ・ヤマメ >花札と二十四節気で追う、渓魚の活性 春 >夏 


花札と二十四節季で追う、渓魚の活性



藤にホトトギス うづき・・・卯月
干支十二支の4番目”卯”にかけて4番目の月から来たらしい。

ゴールデンウィークともなると、多くの方が山菜採りや河川での
BBQに出かけて行く季節、春を五感で感じ取れる季節でもあ
る。しかし、旧暦では夏の始まりでもある。南方で越冬していた
時鳥は繁殖の為に日本へと渡来する。花札はこの事実を良く表
しており、気温の上昇から餌となる昆虫類の活発な行動が、彼
らの繁殖には欠かせないのだろう。

現代の河川の多くは、人為的に水量コントロールを行っている。
4月〜5月上旬は、田植えの時期にも重なり上流部のダムから
は常に大きな水量が供給されている時期でもあるが、少しづつ
上昇する水温に誘われ、小満の頃には朝・有と水棲昆虫の羽化
が見られる様になってくると、適度な水量と水深のある淵の駆け
上がりや流れ込みで、大型のイワナ、ヤマメが飛翔する羽虫を追
い始める時期でもある。
現代暦 行事
5月 6日 立夏
5月21日 小満

菖蒲に八橋 さつき・・・皐月
早苗(さなえ=稲)を植える月を表しているらしい。

芒種を迎える頃、多くの里山ではユキシロが終焉を迎え始める。
活性の高くなった渓魚も、水量の減少や夏日を思わせる気温に
嫌気をさし、少しずつ移動を開始する時期でもある。

これから秋までが、真の渓流釣りと言っても過言ではないのでは
無かろうか? 解禁から渓魚は、いじめられ間引かれてより一層
釣り辛くなってきている季節でもあるのだ。

この時期、解禁から雪解けまでのポイントでは魚が薄く思うような
釣果に、恵まれなくなってきていている事を心に置き川面を眺める
と比較的居着くポイントを推測しやすいのではなかろうか・・・
現代暦 行事
6月 6日 芒種
6月22日 夏至

蝶に牡丹 みなつき・・・水無月
水田に水を引く必要がある『水の月』が語源

この時期は、小暑・大暑に表されるように、気温もグングン上がり
里川の渓魚達は、日中の日差しを避け、涼を求めて朝、昼、晩と
居着く場所を変え始めている。朝晩の涼しい時間は浅い瀬やひら
きで餌を取り、日差しの強い日中は激流を遡る行為に出たり、大
きな淵の伏流の沸きあがる場所などで涼を取っている。

大暑を迎える頃になると、餌釣りではより一層釣り難い時期へと突
入する。この時期の狙いは雨後の増水時が狙い目である。
現代暦 行事
7月 8日 小暑
7月23日 大暑

秋へ行く

春へ

冬へ



CLUB CREST


2002 Pond-Smelt.  All rights reserved,
WRITTEN BY Club Crest