渓流魚

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本流イワナ・ヤマメ >ポイント選び >暖流と緩流の狭間に
魚は緩流と急流の狭間にいる。

初心者向けの解説です。個人的見解をもとに、大まかに説明していますので、
異論、反論等はお受けできません。


川の断面

大まかな流れの速度は、川面に立って眺めると良くわかる。
両岸の浅瀬は比較的流れが緩く、川の中心に近いほど流速が早
いのが目に付くであろう。

所が、水面下にもこの広がりが存在していて、どんなに急流であ
っても、その多くの川底付近では、ゆったりとした水流が存在して
いる。

また、直線で下ってきた水流が、障害物等で流れの方向が変わ
ると、水流は遠心力で外側へ急流部が偏芯し、偏芯側の岸際は
激しく流れ、流芯から離れた岸側は、ほぼ止水状況が生まれる
事がある。
川の断面

川の断面2

川底付近の流速は、水深と川底の形状・障害物の有無、川幅と
川の傾斜によって複雑に入り組み、一言で表現するのは非常に
難し
のだが、大まかに下記の通りである。

1、障害物の下流部には緩流が存在する。
2、水深が深い程、緩流部が広く存在する。
3、瀬等の水深が浅い所は、急流部が多い
4、水の流れる幅が広ければ流れは緩い。
5、水の流れる幅が狭ければ流れは速い。

断面2

エサを捕るために

イワナ・ヤマメ等の魚の主だったエサは、昆虫や小魚・イモリや
蛙などの中、生活環境下で最も多い生物に集中している。中で
川虫類は、最も重要な位置を占めている。これは、四季を通じ
て生息していることと、捕食する為にエネルギーを消費しにくい
ため
であろう。

さて、川虫達の多くは川底を生息地としているが、彼らが何らか
の原因により流下すると、必死に泳ぎもがきながら、緩流帯へ
戻り、川底に帰ろうとする。水中以外(空中・樹上)の場所から
供給されるエサに付いては、中々、水から脱出できずに長い
距離を流れ下る。

魚達は、この両方を見渡せる位置に陣取り、流下する虫達をし
きりに追うのだが、水面を割って捕食(ライズ)する場合、モコリと
出るか、バシャリと出るかの差は、上層部の流下速度とテリトリー
スペースの問題であって、危険を察知して捕食(バシャリ)してい
るのではない。同様に、水中に置いても同じで、急流帯を流れ
下るエサに対して彼らは急激な行動を見せるのである。
居着き場所
緩流帯でエネルギーを使わずに待機して
エサの流下を発見すると、待機したまま捕食
するか、急流に踊り出て捕食するのである。



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